おっぱい体操ができるまで　2

四つん這いにかわるもの

四つん這いになるのは、なかなか大変。なので同じようにゆらせる方法を考えました。おっぱいを上に持ち上げて、胸筋からはずします。その状態から斜め上にゆらす。上にゆらす・・・とはじめたんです。
でも、やっているうちに肩や背中や腕が痛いと、みなさんおっしゃったんです。それは日頃赤ちゃんを抱いていて、その部分に乳酸がたまり、循環不全を起こしているからなんです。それがきっかけで、まずストレッチをしてその部分をほぐすようにしたんです。さらに現代の女性は、冷暖房が当たり前でブラジャーでどんどん締め付けているので、抹消循環不全がおきて体温が下がります。その対策として取り入れたのが、アーユルヴェーダという伝統医学の中のマッサージ方法です。

おっぱい体操による変化

おっぱい体操をやっていく過程で血液やリンパの流れがよくなると、老廃物の排出も良くなりますし、便通も良くなり肌の状態がや肩こり、頭痛などの改善にもつながります。でも30年前は、自分でおっぱいをさわる行為を受け入れられませんでした。そこでまず助産師さんやドクターに広げていったのです。するとおっぱいをゆらすほうが楽に流れがよくなる気づいてくれたんです。そして１０年ほど前から雑誌などでも取り上げていただけるようになりました。